駐日各国大使の大分県視察事業を支援

 

駐日各国大使の大分県視察事業を支援

 

 外務省と大分県の共催で平成29年10月30日~31日の2日間、「駐日各国大使の大分県視察」が実施され、当協会もこの事業を支援しました。
 この視察は、駐日各国大使に、日本の地方の魅力や自然・産業・文化を発信すると同時に、我が国の自然や伝統文化についての理解と親近感を高めることを目的として実施されてきました。大分県では来年の世界温泉地サミットや、再来年のラグビーワールドカップといった国際行事等が開催されることから、自然・歴史・文化や食など大分の魅力を、各国にアピールする機会となりました。

 

 最初の視察先は、全国に4万社余りある八幡宮の総本宮「宇佐神宮」でした。境内を散策し、古い様式を今に伝える貴重な神社建築で、国宝に指定されている朱色の本殿では、宮司から説明を受けました。その後、日本を代表する温泉地「由布院」へ向かい、昼食をとりました。

宇佐神宮 本殿 八丁原地熱発電所 蒸気井じょうきせい設備

 午後は、阿蘇くじゅう国立公園の雄大な自然を車窓から眺めながら「八丁原はっちょうばる地熱発電所」を訪問しました。大分県は再生可能エネルギーの自給率で全国一であり、この発電所は地熱発電所として国内最大で、純国産クリーンエネルギーの有効利用という観点から脚光を浴びています。
 宿泊地の別府市において開催された広瀬ひろせ勝貞かつさだ大分県知事主催歓迎レセプションで、参加者は和太鼓演奏グループDRUM TAOによる躍動感あふれるエンターテイメントショーを堪能し、県内の行政・産業界を代表する方々と参加者との間で意見交換が行われました。

海地獄 JAおおいた日田梨選果

 2日目午前は、おんせん県大分を代表する温泉地「別府温泉」において、いたるところから湯けむりがもうもうと立ち上る光景を眺めながら、コバルトブルーの色が特徴的な「海地獄」を訪問し、大地からの噴出するエネルギーを間近に感じました。その後、ブランド梨である日田ひた梨を生産する農園で梨狩りを体験して試食しました。また「JAおおいた日田梨選果場」では、入荷から箱詰めまでの工程について説明を受けた後、場内で選果システムが実際に稼働している様子を視察しました。

昼食会場の屋形船(日田市三隈みくま川) 三和酒類 いいちこ日田蒸留所

 「水郷ひた」と呼ばれる日田市の屋形船での昼食後、麦焼酎で有名ないいちこブランドの「三和酒類 いいちこ日田蒸留所」を訪問し、試飲をしながら焼酎について説明を受けました。別府市内へ移動して、障がい者が自立して働けるよう設立された「太陽の家」では、賛同する民間企業との取り組みや、自立動作支援ロボットHALの機能とグローバル展開などについて説明を受けました。最後に、世界の80以上の国々から留学生を受け入れ、留学生と日本人の数がほぼ同数である「立命館アジア太平洋大学」(APU)では、“Local to Global, Global to Local.”をテーマとして留学生とディスカッションを行いました。その後の交流会で各国からの留学生と大変賑やかに話に花を咲かせていました。

太陽の家での意見交換 APU 留学生とのディスカッション

 

 当協会は、視察事業の円滑な進行に寄与するため、準備段階から外務省儀典官室と連携して、国内線の予約・調整、宗教などによる食事制限に関するメニューの調整、当日の添乗などを通じて、駐日外交団の対日理解と地方との交流促進に貢献しました。

 

 

参加国(駐日各国大使夫妻等15カ国23名)
アルメニア、パラオ、ケニア、ガーナ、タジキスタン、インド、エチオピア、フィンランド、インドネシア、ボツワナ、スロバキアの各大使およびリビア、ナイジェリア、タイの各臨時代理大使、トーゴ次席 (プロトコール順)