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駐日大使館員の雪国ツアー2015

駐日大使・大使館員の雪国ツアー2015


平成27年1月31日~2月1日、駐日大使6名、ほか大使館員・ご家族34名(のべ17カ国、40名)を新潟県南魚沼市にお連れして、日本の雪国を体験するツアーを実施しました。(主催:南魚沼市観光協会、共催:南魚沼市、国際交流サービス協会、協賛:八海醸造株式会社、温泉温宿龍言(りゅうごん)、南魚沼大久保農園、協力:六日町八海山スキー場、国際大学)日本有数の豪雪地帯だけあって、2日間とも雪が降り続きましたが、参加者は当地の伝統・文化に触れたり、同地に所在する国際大学で学ぶ各国からの留学生との交流やスキーを楽しんだりして、日本の雪国を満喫しました。


東京駅を出発して約1時間、ツアー一行が乗った上越新幹線が群馬県から新潟県への県境の長いトンネルを抜けると、見渡す限りの雪国に一変しました。雪深いこの地を訪ねるこのツアーは、今後より多くの外国人旅行者を当地に招き、スムーズに応対ができるようになる足掛かりとして、地域の方々が産学官民(民間企業、大学、地方自治体、地域住民)にわたって協働して催行されました。


 

越後湯沢駅で多くのスキー客が乗車する上越線に乗り換えて、塩沢駅で下車。地元の観光ガイドの方々による説明を、国際大学の留学生に通訳してもらい進行しました。かつて宿場町として栄えた街並みを町ぐるみで再現したレトロな外観の『牧之(ぼくし)通り』に足を運び、雪国の歴史と文化を色濃く残した黒と白を基調とした民家や商家が並ぶ中を散策しました。『塩沢つむぎ記念館』では伝統の織物製造の説明を受け、実演を見学して、機織り機で手機織りの体験を行いました。また、『中島屋』では本格的な着物の着付けを行い、民芸品に囲まれた室内や、雪景色を背景にして記念撮影をして過ごしました。

午後は、地元の銘酒「八海山」を製造する『八海醸造』を訪ねました。バス移動中にビデオで製造工程を見てから、実際に醸造所で米から日本酒が作られる工程をたどり、日本酒を熟成させる雪室(雪を利用した自然の冷蔵庫)を見学し、多くの参加者が日本酒への興味をさらに深めた様子でした。

200~250年前の武家屋敷や庄屋屋敷を移築して旅館にした『龍言』では、古木の頑丈さとぬくもりを醸し出すたたずまいや、館内に多数配された昔ながらの調度品に日本情緒を心ゆくまで楽しみました。つきたてのお餅を一緒に味わいながら、留学生と交流した後、地元の産物をふんだんに生かした夕食会では、井口一郎南魚沼市長、信田智人国際大学副学長等を交えて地元の魅力や雪などについて歓談が繰り広げられました。宿のご厚意で貸切露天風呂が提供され、多くの方が雪見温泉を堪能しました。


『六日町八海山スキー場』では、スキー経験者には各自で滑りを楽しんでいただく一方、スキー場に来るのが初めての参加者にも英語によるスキー教室を設けて体験してもらいました。一時的に吹雪く天候のもと、悪戦苦闘されている方もいましたが、半日のレッスンで多くの方が1人でリフトに乗って滑り降りてこられるほどに上達をしました。参加者それぞれに充実したスキー体験ができたようです。

スキーをされない参加者は、ロープウエーでゲレンデ最上部に登りましが、この日は眺望は望めず、吹雪に身を置く体験をすることとなりました。その後、特殊な白絵具により「白の世界」を表現した絵画が展示されている『トミオカホワイト美術館』と、荘厳な彫刻・絵画・漆喰(しっくい)細工の施された『西福寺開山堂』を巡るミニツアーにご案内しました。


最後に『今泉記念館 アートステーション』を訪れ、版画家棟方志功の作品をはじめとした絵画や、特大雛人形飾りなどを鑑賞しました。



「心からのおもてなしに感謝します。」「雪国についてたくさんのことを知って、体験できました。」「ほどなくまたこの地域に絶対に来たいと思っています。」――参加者からの声にもあるように、地元の方々の温かいおもてなしでとても良いツアーが開催できました。参加者は南魚沼の人も土地もすっかり気に入られて、とても良い思い出を東京へ持ち帰ることができました。



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