インバウンドセミナー みちのく三大桜名所連絡会議総会 2016年4月

みちのく三大桜名所連絡会議総会にて講演を行いました

 

2016年4月15日、岩手県北上市で開催されたみちのく三大桜名所連絡会議総会にて、「桜まつりとインバウンド」と題して、訪日外国人旅行者取り込みのための「受入環境整備」、「地域ブランド戦略」などについての講演を当協会の牛山が行いました。

 

みちのく三大桜名所連絡会議は、岩手県北上市、秋田県仙北市、青森県弘前市の3市が、北東北3県にまたがる広域観光ルートとして、桜をはじめとする3地域の観光PRを実施していくことを目指し、1998年に設立されました。年々増加するインバウンドへの体制強化のため、北上市で開催された同連絡会議総会の出席者約20名に対し、「インバウンドの市場性」、「外国人旅行者受入環境整備のポイント」、「ブランド戦略地域事例」などについて基調講演を行いました。

講演では、インバウンドの市場性や外国人旅行者の訪日目的を解説するとともに、個人旅行化が進んでいるインバウンド受入を促進するための環境整備のポイントや、国内他地域の地域ブランド戦略の事例を紹介しました。また今年の花見シーズンにおけるインバウンドの最新情報を紹介し、花見を目的として来日する外国人旅行者が多いことを指摘。来日者数が多い北東アジアの他に、学校休暇のタイミングが東北の桜シーズンに合っている点から、タイ人観光客の誘客を提案しました。

 

 

(左から)北上市、仙北市、弘前市を
代表する桜の名所