インバウンドセミナー 島根県 2012年3月27日

島根県でインバウンドセミナーを開催しました

 

2012年3月28日、当国際交流サービス協会は島根県観光連盟に招かれ、旅館・ホテルの担当者など約30名の参加者の方々を対象にインバウンドセミナーを行いました。

当協会の講師より外国人旅行者の受入のノウハウを説明したほか、観光コンサルタントより観光地づくりの講義、インバウンド集客で実績を上げている旅館の女将からの体験談で構成しました。

会場には、自治体の観光関係者や業界紙の記者が取材に訪れるなど、本セミナーに対する関心の高さがうかがわれました。

 

最初の講義「着地型旅行による地域振興とインバウンドの関係」では、(株)ナレッジハウスの菅原達也氏より、日本で一番最初に観光協会を株式会社化し、「日本一小さな国際村」というコンセプトで成功したニセコの取り組みなどについてご紹介しました。

「宿泊施設における外国人観光客おもてなしノウハウの紹介と経営戦略について」では、長野県湯田中温泉でインバウンドに成功している旅館「一茶のこみち美湯の宿」の女将斉須幸子氏より独自のノウハウと体験を踏まえた実践的なお話と、テレビ放映された「美湯の宿」のおもてなしの様子をビデオでご覧いただきました。

「英語が苦手な人のためのインバウンドのはじめ方~5つのツールと口コミの活用~」では、当協会が開発したインバウンド教材を利用しながら外国人旅行者受入の具体的な方法や集客アップにつながる口コミサイトの活用法などを、当協会インバウンドサポートチームの三木茂樹より解説しました。また、日本文化体験が外国人旅行者には、大変喜ばれることなど、おもてなしのヒントになることについてもお話ししました。

 

参加者からは、「今後外国人を受け入れる際に役立つ内容だった」「少しずつでもインバウンドに前向きに取り組みたい」などの声が聞かれました。

7月21日から「神話博しまね」が始まることもあり、参加者の顔は真剣そのものでした。

 

観光経済新聞4月14日号に掲載されました。