インバウンドセミナー 福島県檜枝岐村 2014年11月11日

福島県檜枝岐村(ひのえまたむら)で「外国人観光客受入基礎セミナー」を行いました

 

2014年11月11日(火)、福島県檜枝岐村で『外国人観光客受入の基礎セミナー』と題し、檜枝岐村商工会関係者を対象に、当協会の三木が最新のインバウンド事情と受入準備についてお話ししました。

 

このセミナーは檜枝岐村商工会が主催したもので、尾瀬における外国人観光客の受入環境整備を進めていくという今年の「尾瀬サミット2014」の方針を踏まえ、宿泊施設などの関係者を対象に、外国人観光客の受入方法やおもてなしの施策を学び、今後の事業展開(新規顧客の獲得)へ繋げていくことを目的に開催されました。

講演では、少子化による日本人口の減少から外国人観光客を獲得していくことの重要性や、外国人観光客は日本らしい景色(原風景)を見ること、そして本場の和食を楽しむことを主目的に訪日していることを解説しました。

また、観光庁の観光立国実現に向けた「観光立国アクション・プログラム2014」の中にある「道の駅」の今後の役割についても概要を説明しました。

外国人観光客の日本に関する情報収集源がスマートフォンやパソコンである割合が高いことから、Wi-Fi環境の整備と自施設のホームページを充実させておく必要性をお話ししました。

ベジタリアン対応やタイ人観光客で繁盛している北海道にあるホテルの取り組み事例などを紹介し、最後に、檜枝岐村ならではの「体験もの」と「食」で外国人観光客を取り込んでいくことを提案しました。

参加者からは、「実際の現場や経験談などの事例が紹介されていたので分かりやすかった」、「様々な国の満足するおもてなしのポイントなども分かり勉強になった」などの感想が寄せられました。

 

セミナーにおける質疑応答

270余年を誇る檜枝岐歌舞伎