インバウンドセミナー 長野県山ノ内町 2014年1月10日

長野県山ノ内町にて「外国人観光客受入による観光活性化」について講演

 

2014年1月10日、長野県下高井郡山ノ内町において「『雪・温泉・食』町の日常を全国へそして世界へ」と題し、山ノ内町商工会関係者(およそ50名)を対象に、当協会の牛山が事例を交えた内容でお話ししました。

 

この講演会は山ノ内町商工会が主催し、2015年春の北陸新幹線開通および2020年の東京オリンピック開催をきっかけに、町の観光促進を図る施策を学ぶことを目的に開催されました。

講演では、まず初めに日本の人口が減少する中で今注目されているインバウンドの市場性について解説しました。続いて2015年春開業の北陸新幹線に関しそのメリットと課題を明示して、開業までにやらなければならないことを確認しました。また2020年の東京オリンピックに向けての対策とともに、オリンピック級のスキー場を始め各種ゲレンデがある山ノ内町として、2018年の韓国ピョンチャンオリンピックを目標にウィンタースポーツ好きな外国人旅行者の誘致を図ることを提案しました。

講演の後半では、団体から個人旅行(FIT)に移行している旅行のスタイルは、日本人か外国人旅行者かを問わず同様であることを確認しながら、FITを惹きつけ地域観光を促進するための「ブランド戦略」や「着地型旅行の在り方」について、事例を挙げながら紹介しました。

最後に、インバウンドをスムーズに促進するための簡単なツールや工夫の仕方について紹介するとともに、SNS隆盛の時代におけるインターネットを使った口コミの利用法とWi-Fiの重要性を解説しました。