千葉県印旛地域の観光に関する講演会および意見交換会を実施しました

 2018年2月1日(木)、「印旛いんば地域の特徴を生かした観光地づくり・観光商品づくり」を推進している千葉県印旛地域振興事務所は、印旛地域の行政関係者、観光協会などの方々を対象に2部構成で勉強会を実施し、講師は当協会の三木が務めました。

 

 第1部では、主にインバウンドの基礎についてお話しました。インバウンド交流人口増大による経済効果と訪日中国人旅行者の今後の展望などについて解説しました。また外国人旅行者の不満に上がるWi-Fi環境未整備地域では積極的にSIMカードを販売していくことや、観光地の案内板を手間とお金をあまりかけずに多言語表記できるQRコードを利用したインフラ整備などについても提案しました。次に、多様化するインバウンドへの対応や効果的な情報発信についてお話ししました。
 第2部の意見交換会では、まず初めに観光コンテンツには2つあり、富士山などを眺めるだけで消費が発生しない呼び水コンテンツと、コト消費・モノ消費に繋がるお金が落ちるコンテンツがあることを解説しました。その後、参加者に各地域の観光コンテンツの見直しと掘り起しについて考えていただき質疑応答を行いました 。