インバウンドセミナー 千葉県 2010年12月1日

千葉で旅館・ホテル向けにインバウンド教材をベースにしたセミナーを開催しました

 

11月18日、千葉県旅館ホテル生活衛生同業組合の要請により、宿泊、飲食業など約60名の参加者の方々に、「英語が苦手な人のインバウンドのはじめ方~5つのツールと喜ばれる仕掛け~」と題し、当協会インバウンドサポートチームの三木より、外国人旅行者を受け入れる際の実務的なお話をさせていただきました。

本セミナーは、当協会が開発したインバウンド教材「これなら使える! 外国人旅行者 実践おもてなし完全パック <旅館・ホテル編>」からの抜粋資料“専用書式集”を利用してスムーズに外国人旅行者に応対する方法と喜ばれるおもてなしの事例および口コミサイトを活用した集客の方策をご紹介しました。

会場には、旅行業関係者の方や業界紙の記者が取材に訪れるなど、本セミナーに対する関心の高さが伺われました。

 

 

専用書式集を使った応対例」の解説とインバウンドの不安を解消する「スタートムービー」を上映

英語が苦手な人でも予約申込書や館内案内書など旅館・ホテルの実務に即した便利な専用書式集を上手く活用することにより、極力外国語での問合せを減らし、スムーズに受け入れができるインバウンドの接遇方法をご紹介しました。

また教材付属のDVD「目でみてわかる・かんたんスタートムービー」からは、外国人旅行者からの問い合わせに始まり、チェックイン、滞在中の出来事、チェックアウトまでのおもてなしのポイントを説明するとともに、接遇の場面で必要とされる専用書式の実践的な活用方法をご紹介しました。

 

*お金が掛からず集客アップにつながる「口コミサイト」の活用法を説明

訪日旅行の動機付けは、今やガイドブックなどを抜き、口コミが一番となっています。そこで世界最大の旅行口コミサイト“トリップアドバイザー”のツールを活用することにより、自社ウェブサイトの情報が充実し、訪日旅行を計画している旅行者の成約率アップにもつながることについて解説しました。また、実際に口コミによって外国人旅行者が増えた旅館の事例もご紹介しました。

 

*言葉をあまり必要としない喜ばれる仕掛けとお客様の心をとらえるおもてなしを紹介

出し物ができるほど広いスペースがある旅館とこぢんまりとした旅館における日本ならではのおもてなしの仕掛けについておのおのお話をしました。そこではいずれの場合でも、言葉はあまり必要としないことをお伝えしました。

また、英語はあまりできないけど、親身になったおもてなしがお客様の心をとらえインバウンドで成功している旅館の事例もご紹介しました。

 

参加者からは、「インバウンドを増やしていきたい」「口コミを活用してみたい」とインバウンドに対するポジティブな声がたくさん聞かれました。

また、千葉県観光協会や県の観光課の方も視察に訪れ、「今の千葉の旅館に適したタイムリーな講演であった」と高い評価のお言葉を頂きました。

 

観光経済新聞11月27日号に掲載されました。