駐日各国大使館員の『日本茶AWARDツアー』

 

駐日各国大使館員の『日本茶AWARDツアー』

 

 平成30年11月18日(日)、NPO法人日本茶インストラクター協会との共催で、駐日各国大使館員の『日本茶AWARD 2018(外国人特別審査会)ツアー』を開催しました。ツアーにはボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ギリシャの大使夫妻、バングラデシュ、チェコ、フィンランド、ドイツ、モルジブ、メキシコ、パナマ、シンガポール、スロバキア、スーダン、スイス、トーゴ、ウクライナ、ベネズエラの大使館員・家族など17カ国および国連機関から29名が参加しました。

 

 日本茶AWARDは、新たな時代に適応した価値あるお茶の発掘と創造を通じ、日本茶の持つ幅広い魅力を世界に伝えることを目的として、年1回開催される日本茶の品評会です。NPO法人日本茶インストラクター協会が主催し、農林水産省などが後援しており、2018年は当協会も後援することになり、駐日各国大使館員を特別審査員としてご招待しました。

 このツアーでは、各国大使館員の皆さんを、東京から最も近いお茶の名産地である「狭山茶生産地」へお連れし、まず午前中に、お茶をテーマとするユニークな博物館「入間市博物館」で茶の基礎知識を学んだあと、敷地内にあるレストラン「一煎」でお茶を食材として利用したランチを味わっていただきました。

 午後は、「埼玉県茶業研究所」で茶摘みから生産工程までを見学し、特に伝統的な茶の手もみの実演はとても人気がありました。

 最後に、AWARDの最終審査(三次審査)に残った19種類の高品質茶を、参加者全員に試飲していただき、気に入ったお茶を選んでいただきました。普段なかなか見ることができない日本茶作りの現場を体験し、美味しい日本茶を堪能することができ、皆さんとても喜ばれました。

 

駐日各国大使館員による「日本茶AWARD外国人特別審査会」(於:埼玉県茶業研究所)