インバウンドセミナー 群馬県西南地区 2013年10月17日

群馬県西南地区で「観光客の受入体制」についての講演を行いました

 

2013年10月17日、群馬県西南地区で『富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録推薦後における観光客の受入体制について』と題し、西南地区商工会関係者を対象に、当協会の三木が事例を交えた内容でお話ししました。

 

このセミナーは群馬県西南地区商工会広域連携支援室と群馬県商工会職員協議会西南支部が主催し、当地域の世界遺産候補地および関連施設を再認識していただくとともに、おもてなしの心の醸成や今後の受入体制の施策を学ぶことを目的に開催されました。

講演では、日本の人口減少に伴って見込まれる国内旅行者数の落ち込みを補うために、外国人旅行者を取り込んでいくことの重要性や、外国人旅行者の訪日目的、そして外国人が喜ぶ料理やおもてなしのポイントを解説しました。また、最近増えているイスラム教徒の対応についても事例を交えながらお話ししました。

旅行形態が団体から個人旅行に移行している現状を踏まえ、地域におけるレンタカーの整備、国内外の旅行者のためにホームページを充実させておく必要性をお話ししました。

繁盛しているお土産物店の例や静岡県の富士山のユネスコ世界文化遺産登録後の取り組みについても事例を上げて紹介しました。

最後に、地元の食材などで特産品やオリジナル料理を開発し、ブランド化していくことを提案しました。