駐日各国大使館員秋葉原文化視察ツアー
駐日各国大使館員秋葉原文化視察ツアー
平成26年9月27日(土)、駐日各国の外交官・家族等19名(7カ国+EU)に世界一の電気街、近年ではポップカルチャーの聖地としても知られる秋葉原にお集まりいただき、秋葉原の歴史や文化に触れ、最後にメイドカフェでキュートなおもてなしを体験していただきました。このツアーは、国際交流サービス協会がNPO法人秋葉原観光推進協会(ATPA)の協力を得て実施したものです。
まず初めに、千代田区和泉橋区民会館2階でATPA泉登美雄理事(VISIT JAPAN大使)の歓迎挨拶の後、同木脇祐香理理事より秋葉原の歴史や文化についてのお話を聞きました。
第二次世界大戦後、闇市の露天商で売られた組み立てラジオ部品が大繁盛したのをきっかけに発展していった秋葉原の街が、その後家電製品の全盛期を経てパソコン・ファミコンの街、そしてホビー・ポップカルチャーの街へと変貌していった歴史を画像を交えて説明しました。
アニメと漫画の源流が12世紀の絵巻物にあることや、メイドカフェのメイドさんが京都の祇園を中心とした花街で舞踊などの芸で宴席に華を添える舞妓さんに通じるものがあるという話を参加者は興味深く聞いていました。
街の散策では、フィギアの代表的メーカー「コトブキヤ」直営店に陳列されている精巧に作られたフィギアやロボット専門店の「ヴイストン」のロボットを楽しげに見つめていました。
お姫様やアニメキャラクターの衣装が飾られているコスプレのお店では、かつらをかぶり無邪気にはしゃぐ外交官の娘さんの姿が印象的でした。
本ツアーハイライトの1つ、メイドカフェの「@(アット)ほぉ~むカフェ」では、かわいいメイドさんたちが描いてくれたウサギの顔のカプチーノや目の前で愛情を込めてシェイクしてくれたジュースを飲みながら、参加者はメイドさんとツーショットの記念写真を撮り楽しみました。
「@ほぉ~むカフェ」
http://www.cafe-athome.com/ (日本語)
http://www.cafe-athome.com/about-english/ (英語)
参加者は、技術やマニアックな物が集まる秋葉原から日本人が持つモノづくりに対するこだわりや奥深さを知り、また非日常の世界を楽しむメイドカフェが生まれた理由が理解できたことと思います。
進化し続ける秋葉原は、これからも私たちにワクワクするモノを提供してくれるでしょう。
「NPO法人秋葉原観光推進協会」(ATPA)
〒101-1021 東京都千代田区外神田1-14-7(宝田無線電機株式会社内)
TEL:03-3251-5347