インバウンドセミナー 福島県会津若松市 2016年1月19日

福島県会津若松市で「外国人観光客受入基礎について」の講演を行いました

 

2016年1月19日(火)、福島県会津若松市で開かれた会津インバウンド研修会第ニ部(実践研修)で、会津地方の自治体や観光関連事業者などの方を対象にインバウンドの現況やトレンドなどについて当協会の三木がお話ししました。また各地域・施設における新たな展開を探る簡単なミニワークショップを行いました。

 

このセミナーは極上の会津プロジェクト協議会が主催したもので、第一部ではインバウンド受入旅館の先駆者でVISIT JAPAN大使でもある澤の屋旅館館主・澤功氏からおもてなしの秘訣についてのお話しを聞きました。

第二部の実践研修では、日本人口減少を補うために外国人観光客を増やしていくことの重要性や、宿泊施設・飲食店におけるムスリム・ベジタリアンを含むインバウンド対策及びおもてなしのポイントなどを当協会の三木が解説しました。

国内事例では静岡県のブランド戦略や、過疎と高齢化が進む徳島県上勝町が「葉っぱビジネス」で地域活性に成功した取組を紹介しました。それらの事例を参考にしながら、参加者にはSWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)の手法を基に地域や施設の過去の強みから現在の状態に適した観光資源やサービス、商品を考えていただきました。

最後に、東日本大震災以降落ち込んだままのインバウンドを増やしていくには、海外の旅行代理店へのダイレクトセールスも一つの手段であることを助言としてお話ししました。