インバウンドセミナー 山形県庄内地方 2013年2月27日

山形県庄内地方で観光事業に従事する方々を対象にインバウンドセミナーを開催しました

 

2013年2月27日、山形県鶴岡市で庄内地方の観光行政・観光協会・民間事業者など約40名の関係者に、当協会よりインバウンドの概要、外国人旅行者の特長・注意点、書式類やホームページなど役に立つツールの使用法などを紹介しました。(主催:庄内観光コンベンション協会、山形県)

 当日は、前年9月に駐日大使館員ツアーを当地で実施した際に宿泊した「湯野浜温泉 亀や」阿部公和社長より、受入れ時に実践した工夫や配慮などについてもお話しいただきました。

 

 

阿部 公和 氏

このセミナーは、外国人旅行者に強くアピールできる観光資源を多数有するこの地方で、より多くの事業者が積極的に外国人を受け入れようとする環境づくりを目指して開催されました。

まず初めにインバウンドの現況、主要国別旅行者の特性、旅行者の情報収集方法、ホームページの活用などについて当協会インバウンドサポートチーム阿川より解説しました。加えて、当協会オリジナルのインバウンド教材に収録されている、各施設でカスタマイズして使用する「予約申込書」や「浴衣の着方」などの書式の利用法を説明し、よりスムーズに外国人を受け入れる方法を提案いたしました。

更に、外国人受け入れの現場からのお話として阿部社長より、外国人がどのように予約してくるか、トラブルがあるか、今後もインバウンドへの取り組みをどのように展開するか、などについて実例を紹介いただきました。

 

地域の多くの方は“インバウンドに取り組まなければ”という強い意欲をもともとお持ちでしたので、参加者からは庄内の各地で次の行動を始めようとする意気込みがひしひしと伝わってきました。