宮城県雄勝町おがつちょう渚泊推進協議会より委託された「農泊地域高度化促進事業（雄勝町農泊推進対策）」（令和元年10月～から令和2年3月）において当協会の三木が観光関連施設における外国人対応ツール類の作成および対応のアドバイスを行いました。

 
　この事業は、滞在を伴う外国人旅行者を農山漁村に呼び込み、地域ならではの伝統的な生活体験や農山漁村地域の人々との交流を楽しむために、観光関連施設における受け入れ環境の整備等をすることを目的に実施しました。
　具体的には今回訪れた宿泊施設、飲食店、土産物店、観光施設向けに、ムスリムやベジタリアンを含む外国人旅行者へのスムーズな対応に不可欠な「施設案内」「メニュー」「商品」「館内表示」などのツールを和英併記で制作し提供しました。
　また、ウイークポイントである外国人旅行者とのコミュニケーションでは、雄勝町バージョンの「和英基本挨拶シート」や、宿泊施設用に極力英語を使わないで済むように和英併記の「館内案内書」「客室案内書」「共同風呂利用法案内書」などを作成しました。
　実施報告書では、「本事業後の展開」、更には雄勝町が目指すべき方向として「地域の人々が主役の観光地」「未来志向の雄勝町ブランドの構築」「雄勝町に泊まりたくなる理由」などの施策についても提案しました。