インバウンドセミナー 阿蘇市内牧温泉 2015年2月24日

阿蘇市内牧温泉で「インバウンドセミナー」を行いました

 

2015年2月24日、熊本県阿蘇市の内牧温泉で開催された『阿蘇内牧温泉インバウンドセミナー』において、内牧温泉の宿泊施設関係者などを対象に、当協会の牛山が「インバウンドの現況と誤解を生まない異文化間コミュニケーション」に関する講演を行いました。

 

このセミナーは阿蘇くじゅう観光圏/平成26年度観光地域ブランド確立支援事業として当協会が受注し、同観光圏における主滞在促進地区である内牧温泉において、インバウンドに関する現況と外国人対応をスムーズに行うためのノウハウを紹介し、外国人講師のワークショップなども含め、日ごろの外国人顧客対応の問題点をあらいだして、おもてなし向上を図ることを目的に開催されました。

講演前半では、当協会の牛山が、外国人旅行者増加の現状を分析し、国別の特徴などを解説するとともに、英語に不慣れな方でも外国人の接遇が可能となるノウハウを紹介しました。

講演の後半は、大学で英語を教える米国人講師が、外国人から見た阿蘇の魅力を紹介するとともに、電話の応対など重要な場面のスムーズなコミュニケーションの方法を伝授し、最後に日ごろ参加者が疑問に感じている点や英語での表現法などの質問に答えました。

また、参加者に記入していただいた詳細なアンケートにより各施設の受入環境を分析し、内牧温泉における現状の問題点を把握して課題の抽出を行い、短期・中期・長期的な改善方法を報告書で提案しました。

今回のセミナーでは当協会制作の『これなら使える!外国人旅行者実践おもてなし完全パック 〈旅館・ホテル編〉』をセミナー資料として配布しました。この外国人旅行者おもてなし教材は、英語が苦手な方でもスムーズな外国人対応ができるよう工夫されていますので、阿蘇温泉観光旅館協同組合の全ての宿泊施設に配布されたことにより、今後のおもてなし向上が期待されます。