インバウンドセミナー 静岡県奥浜名湖 2014年12月23日
奥浜名湖地域で「外国人観光客受入による観光活性化」に関する講演を行いました
2014年12月23日、静岡県浜松市の奥浜名湖地域で開催された『外国人観光客受入による観光活性化セミナー』において、地域観光関係者を対象に、当協会の牛山が「インバウンドの現況と(外国人観光客に対する)効果的なアプローチ」に関する講演を行いました。
このセミナーはNPO法人「奥浜名湖観光まちづくりねっと」が主催し、浜名湖の北部で浜松市北区の三ヶ日町、引佐町、細江町から成る奥浜名湖地域における、外国人観光客受入を含む観光地域づくりについて学ぶことを目的に開催されました。
講演前半では、外国人観光客増加の現状・背景を分析し、訪日の目的、観光地としての日本の魅力、旅行中の不便な点などを解説しました。
講演の後半は、国内旅行もインバウンドも団体旅行が減少し、個人旅行化が顕著である状況から、全国に広がっている地元発信型の「着地型旅行」にスポットを当て、着地型旅行とインバウンドの共通点について成功例を取り上げながら紹介し、同地域の観光活性化の方向性を示唆しました。
また、外国人へのおもてなしのポイントを具体的に紹介するとともに、外国人が日本の情報を得る経路についても取り上げて、口コミ情報を含むネット上の情報の重要性と、観光客自身によるSNSなどでの発信が地域の情報発信につながること、そのためにWi-Fi環境が重要であること、などについても言及しました。
参加者からは「今後の方向性が見えてきた」との感想をいただきました。