インバウンドセミナー 静岡県奥浜名湖 2015年8月20日

静岡県奥浜名湖商工会で「インバウンドの市場性」に関する講演を行いました

 

2015年8月20日、奥浜名湖商工会館における「地域力活用新事業全国展開支援事業」のキックオフミーティングで、「インバウンドの市場性」と外国人個人旅行者取り込みのための「ブランド戦略」、体験・交流を重視するインバウンドの「着地型旅行の視点からの解説」についての講演を、当協会の牛山が行いました。

 

奥浜名湖地域は歴史、食、景観など県内でも有数の観光資源を有しています。奥浜名湖商工会はこれら地域の観光資源を活用して、外国人旅行者の取り込みを目指した新事業に取り組んでいます。今回はその『地域力活用新事業全国展開支援事業』のキックオフミーティンングにおいて、委員会の約20名に対し、「インバウンドの市場性」、外国人個人旅行者取り込みのための「ブランド戦略」、インバウンドの「着地型旅行の視点からの解説」などについて講演しました。

当日は、旅行会社や観光施設の関係者のみではなく、交通事業者、飲食業事業者、商店街関係者、農業事業者などが集まり、観光協会会長から「観光関係事業者とその他の商工会関係者が一堂に集まる事業はこれまでなく、今回初めて協働できることに意義を感じる」との発言がありました。

講演では、インバウンドの市場性を解説するとともに、国内旅行以上に個人旅行化が進んでいるインバウンド攻略のための「ブランド戦略」や「着地型旅行の視点」について説明し、関係者が外国人の視点から見た地元の魅力などを意識しながら、観光促進を課題として地域振興を考える今回の事業の方向性を提案しました。