インバウンドセミナー 神奈川県足柄上地域 2016年2月9日

神奈川県足柄上地域で「外国人観光客の誘致やおもてなしについて」お話ししました

 

2016年2月9日(火)、神奈川県足柄上地域で市町議会議員、商工・観光協会および観光関連事業者などの方々に、昨年11月14日(土)に足柄上地域で実施した「駐日各国大使館員等を対象とした周遊ツアー」の様子やそれを踏まえた今後の展開について当協会の三木がお話ししました。また、後半に行ったワークショップでは、ツアーで使えるおもてなしワンフレーズ英会話のロールプレイングを行いました。

 

この研究会は、神奈川県あしがら観光協会が主催したもので、足柄上地域におけるインバウンド観光促進の一環として外国人観光客の誘致やおもてなしを学ぶために開催されました。

まず初めに、日本におけるインバウンドの現況や外国人観光客の訪日の目的、口コミサイトや動画による情報発信の重要性について解説しました。

次に、「駐日各国大使館員等を対象とした周遊ツアー」の実施により分かった足柄上地域の問題点・改善点・良かった点を報告し、今後の展開に繋がる4つの提案をしました。

また、訪日客数一位の中国人と最近増えているムスリムに対するおもてなしのコツについても説明し、静岡県のブランド戦略として行ったお茶をアピールするためのツアーや「葉っぱビジネス」で地域活性に成功している徳島県上勝町の取組なども紹介しました。

後半に行ったツアーで使えるおもてなしワンフレーズ英会話のロールプレイングでは、ツアー中よく尋ねられるトイレの場所に対する案内や食事の感想の聞き方などを参加者の方に英語で言っていただきました。またVIPの方に対する呼びかけや挨拶等の英語ワンフレーズをお伝えしました。

最後に、旅先で受けた人からの親切や優しさが一番心に残り良い想い出になることからも、英語が苦手でも心のこもったおもてなしであれば、外国人観光客の心を捉えることができると締めくくりました。