インバウンドセミナー 山形県高畠町 2016年1月28日

山形県高畠町で「インバウンド勉強会」を行いました

 

2016年1月28日(木)、山形県高畠町商工会で行政、観光協会の方々にインバウンドの基礎について当協会の三木がお話ししました。また勉強会の最後には活発な質疑応答も行われました。

 

この勉強会は、山形県高畠町商工会が主催したもので、4年後の東京オリンピック開催、そして増え続ける訪日外国人観光客の現状を踏まえ、高畠町におけるインバウンド推進のファーストステップとして開催されました。

まず初めに、日本におけるインバウンドの現況、外国人観光客の訪日の目的や主要国観光客の特徴について解説しました。次に、国内外の人に高畠町を知ってもらうための施策として口コミサイトや動画による情報発信およびWi-Fi環境を整備することの重要性についてもお話ししました。

また、静岡県のブランド戦略として行ったお茶アピールするためのツアーや、「葉っぱビジネス」で地域活性に成功している徳島県上勝町の取組なども紹介しました。

最後の質疑応答の場では、訪日外国人観光客の楽しみの1つに新幹線に乗ることがあり、高畠駅に新幹線が停まるのは1つの強みであるとお話ししました。また訪日外国人観光客の最大の目的が日本食を食べることであり、風光明媚な自然やそこに暮らす人々との触れ合いを好むことからも、高畠町にはその要素を満たしているとお伝えしました。それに応じ、町役場の幹部の方からは、「普段着の高畠を見てもらうということですね」という意見がありました。正に的を射た発言でした。