千葉県山武地域インバウンド勉強会で講演を行いました

 2018年2月2日(金)、千葉県山武地域振興事務所の主催により、「~まず、ここから始めよう~インバウンド対応」と題し山武地域の観光関連事業者、行政関係者および観光協会の方など約40名が集まり勉強会が開かれました。会は2部構成で、第1部では当協会の三木が「インバウンド対応初級編」と題してお話し、第2部ではJICA青年海外協力隊でスリランカに派遣されていた方より「リアルなスリランカ事情」のお話がありました。

 

 まず始めに、日本におけるインバウンドの市場性や訪日外国人旅行者が訪れている人気の観光スポットや食べ物、買っているモノなどのニーズ・トレンドについてお話しました。
 事業者の方が外国人旅行者をスムーズに受け入れるためにクレジットカード決済ができるようにしておくことや、中国版LINEと言われるチャットアプリのWeChat(微信)が提供するWeChat Pay(微信支付)によるモバイル決済のメリット・導入、そしてイスラム教徒へのおもてなしなどを説明しました。
 次に、旅行者から選ばれ、リピーターの多い観光地「長野県小布施町」の持続可能な取り組みについて紹介しました。
 最後に、山武市が2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおけるスリランカ代表のキャンプ地に選ばれていることからも、可能であればスリランカを訪れてみてはと提案しました。
 普段庶民が買物に行っているスーパーマーケットや食堂等に行き、実際に料理を食べることで彼らの嗜好そして食を正しく理解することが重要であると述べ、それが延いてはキャンプ地としての成功につながるのではないかとお伝えしました 。