駐日各国大使館員の『日本茶AWARDツアー』

 

駐日各国大使館員の『日本茶AWARDツアー』

 

 2019年11月4日(月)、昨年に続きNPO法人日本茶インストラクター協会との共催で、駐日各国大使館員の第2回『日本茶AWARD(外国人特別審査会)ツアー』を開催しました。ツアーにはボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、リトアニアの大使夫妻、イラク大使夫人他、ブラジル、中国、コロンビア、ドイツ、インド、ラトビア、ルーマニア、ウクライナの大使館員・家族など12カ国およびEU代表部から計28名が参加しました。

 

 日本茶AWARDは、新たな時代に適応した価値あるお茶の発掘と創造を通じ、日本製のお茶(緑茶だけでなく、紅茶やウーロン茶も含む)の持つ幅広い魅力を世界に伝えることを目的として、年1回開催される日本茶の品評会です。NPO法人日本茶インストラクター協会が主催し、農林水産省などが後援しており、当協会も昨年に続き後援することになり、駐日各国大使館員を特別審査員としてご招待しました。

 このツアーでは、各国大使館員の皆さんを、東京から最も近いお茶の名産地である「狭山茶生産地」へお連れし、まず午前中に、お茶をテーマとするユニークな博物館「入間市博物館」で茶の基礎知識を学んだあと、敷地内にあるレストラン「一煎」でお茶を食材として利用したランチを味わっていただきました。

 午後は、入間市博物館に隣接する「私立東野高等学校」で、同校インターナショナルクラスの生徒と交流しながら、AWARDの最終審査(三次審査)に残った20種類の高品質茶を、参加者全員が試飲し、気に入ったお茶を選んでいただきました。

 お茶の基礎知識を学び、茶処狭山の学生との交流を楽しみ、美味しい日本茶を堪能することができ、大使館員の皆さんはとても充実した秋の1日を過ごされました。

駐日各国大使館員による「日本茶AWARD外国人特別審査会」(於:私立東野高等学校)