駐日各国大使館員「おりがみワークショップ」

駐日各国大使館員「おりがみワークショップ」

 

平成31年5月25日(土)、駐日の各国大使館員・家族等15名(6カ国)を御茶ノ水の「おりがみ会館」にお招きし、『おりがみワークショップ』を開催しました。これは、国際交流サービス協会が主催し、講師は1858年創業の和紙の老舗「株式会社ゆしまの小林」が運営する「おりがみ会館」小林一夫館長に務めていただき実施したものです。

 

おりがみ会館 小林一夫館長 おりがみの楽しさを伝える


 参加者はまず初めに、小林館長からおりがみの簡単な歴史や楽しみ方などについての話を聞きました。「最近、複雑な折り紙を折る人もいるけど、そもそもおりがみは誰でも簡単に楽しめる遊びなんですよ」と話しながらも指先を動かし、紙の「くちびる」や「指輪」をアッという間に作り参加者にプレゼンをする小林館長。その魔法のような手捌てさばきに参加者は魅了されていました。

真剣におりがみを折る参加者 小林館長から個別に手ほどきを受ける


 今回は、木のヘラを使いながら「和紙エナメルカードケース」に挑戦しました。複雑な谷折りや、折り筋をつける工程でもそこは外交官、難なくこなしていました。次に折ったものは人の心を和ます可愛い「赤色のハート」でした。出来上がった作品に参加者の顔には笑顔があふれていました。

作成した「和紙エナメルカードケース」 3階の売店では小林館長のデモも行っている

 おりがみ体験の後は、色艶やかな和紙や折り紙、道具等約2,000点ものアイテムを揃えている「おりがみ会館」3階の売店でショッピングを楽しみました。子供にもっと折り紙を学ばせたいと、小林館長著書の英語訳が付いた「おりがみハンドブック」を購入された外交官の姿もありました。

小林館長を囲んで作成したハートを片手に持ち記念撮影

 

 

おりがみ会館
https://www.origamikaikan.co.jp/