インバウンドセミナー 千葉県夷隅地域勉強会 2016年10月

千葉県夷隅地域で「外国人観光客への接遇・マナーや使えるワンフレーズ英語」について講演

 

2016年10月19日(水)、「これでばっちりインバウンド対応~異文化理解と使えるワンフレーズ英語~」と題して、外国人観光客をおもてなしするに当たっての基礎知識や対応、実際に外国人と接する際に使える英語について、千葉県夷隅(いすみ)地域の行政関係者、観光協会および観光関連事業者などの方々に、当協会の三木よりお話ししました。

 

この勉強会は、千葉県夷隅地域振興事務所が主催したもので、当地域のインバウンド観光促進の一環として外国人観光客対応の基礎的かつ実践的スキルを学ぶために開催されました。

まず初めに日本の人口減少に伴う経済成長の低下をカバーするためにもインバウンドの促進が効果的であるということや、外国人観光客の訪日の目的などの現況について解説しました。またムスリム対応やベジタリアンへ提供できる料理の一例を提示しました。

次に、過去2回当協会と千葉県との間で開催した「駐日各国大使館員千葉県ツアー」の考察を報告し、さらに今後のマーケティングに繋がる千葉県夷隅地域における「ペルソナ(象徴的なユーザーモデル)戦略」の手法についてもお話ししました。

Wi-Fiなどの通信環境が整っていない地域では、積極的にSIMカードを販売していくことや、SIMカード会社との連携事業についても提案しました。

後半に行った使えるワンフレーズ英語では、基本的な挨拶やトイレの場所の案内、食事の感想の聞き方、日本的な食べ物についての説明などを参加者の方にも英語で言っていただきました。また、講師の海外におけるカフェでの体験で、勘定書を下さい「Bill(ビル)please」と言ったところ、「Beer(ビール)」が出てきたという苦い経験から、それ以降は手振りを交え「Check(チェック)please」と言うことにしたなど、発音や英単語に自信がないときはジェスチャーを交えると相手には伝わりやすいとお伝えしました。