東京都内飲食店舗対象「外国人旅行者おもてなしセミナー基本編」

 2018年2月15日(水)、27日(火)、東京都の主催により、「外国人旅行者の傾向と受入のための基礎知識」と題し飲食店舗の方を対象に青梅(15日)と赤羽(27日)でセミナーが開かれました。両セミナーとも2部構成で、第1部では当協会の三木がテーマの「いまからはじめるインバウンド」についてお話し、第2部ではウェブサイトインストラクターの方より「多言語メニュー作成支援ウェブサイト操作説明」についての講習がありました。

 

 まず初めに、日本政府が成長産業として掲げるインバウンドの現状や展望についてお話しました。次に、訪日外国人旅行者のニーズ・トレンド、宗教・国別旅行者の特徴について解説しました。  また、事業者の方が外国人をスムーズに受け入れるためにクレジットカード決済ができるようにしておくことや、和英併記メニューの作成、ベジタリアン・小麦アレルギーの方への対応、中国版LINEと言われるチャットアプリのWeChat(微信)が提供するWeChat Pay(微信支付)によるモバイル決済のメリットなどを説明しました。  最後に、自店舗に来てもらいたい国、既に地域に来ている国があれば、実際にその国へ訪れてみることを提案しました。そこでは、普段庶民が通う食堂に行き、どんな料理を食べているかをチェックするなど、彼らの嗜好そして食を正しく理解することが重要であると述べ、それがひいては訪日外国人旅行者のおもてなしUPにつながるのではないかとお伝えしました 。

青梅会場