駐日各国大使館員神奈川県あしがらツアー
駐日各国大使館員神奈川県あしがらツアー
~大人の秋旅 紅葉と日本文化に触れる~
平成27年11月14日(土)、駐日大使4名、ほか大使館員・ご家族32名(18カ国)を神奈川県あしがら地域(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)にお連れし、酒蔵見学、座禅やお茶体験、そして秋の紅葉と地元の味覚を堪能していただきました。このツアーは神奈川県あしがら観光協会が主催し、国際交流サービス協会が協力して実施したものです。
朝、久郷則明あしがら観光協会事務局長から歓迎のご挨拶を受けた後、最初に訪れたのは関東の富士見百景にも選定されている丹沢湖畔の「千代の沢園地展望台(山北町)」。あいにくの空模様で富士山は見えませんでしたが、鮮やかに彩られた山々の紅葉をカメラに収めていました。
紅葉を楽しんだ後、バスの中で振る舞われた「ハマセイ(株)」の今川焼き(クリーム)に美味しいという声がたくさん聞かれました。
昼食は、森の中に佇む温泉施設「おんり~ゆ~(南足柄市)」内の自然派レストランで旬の食材をふんだんに使用した和食のビュッフェ料理をいただきました。宿泊もできるということを知ると、今度同僚を連れて泊りに来たいという方もいました。
午後は、1394年開山の曹洞宗の寺院「大雄山最乗寺(南足柄市)」を訪れ、加藤修平南足柄市長のご挨拶の後、英語が堪能な小泉僧侶の指導による座禅体験と境内の見学をしました。また小泉僧侶との記念撮影に列をなす光景も見られました。
次に訪れた1789年創業の「井上酒造(大井町)」では、井上仲治大井町副町長のご挨拶に始まり、7代目当主の井上寛氏の説明を聞いた後、酒蔵内を見学しました。試飲したスパークリング日本酒は初めての方が多く、その美味しさから飛ぶように売れました。
最後は、18世紀前半に建築されたと推測される地元名士が住んでいた茅葺きの「あしがり郷瀬戸屋敷(開成町)」を訪れ、川澄館長の解説を聞きながら主屋の客間や囲炉裏などを見学しました。土蔵では、各市町のキャラクターよいしょ君、なかまる、あじさいちゃんたちの出迎えを受けた後、杉山祐一中井町長、本山博幸松田町長、湯川裕司山北町長、府川裕一開成町長から各々一言ご挨拶がありました。
(株)神奈川県農協茶業センター石渡支配人の指導による「足柄うまみ茶花里の雫体験」では、煎れ方によりお茶の味の違いを飲み比べる体験や、お茶の葉をポン酢に付けて食べることに驚きながらも楽しんでいる様子でした。
一行は、本山博幸あしがら観光協会会長からお別れのご挨拶をいただいた後、地産のお茶やミカン、はちみつにスイーツなどたくさんのお土産を手にあしがらを後にしました。
地元の神奈川新聞社や朝日新聞社などの記者が取材に訪れるなど本ツアーへの関心の高さが伺われました。