駐日各国大使館員 模擬神前挙式への列席を体験
駐日各国大使館員・ご家族「日本の神前挙式・花嫁衣裳試着を体験」
平成28年11月23日、明治記念館の全面的なご協力を頂き、17カ国42名の駐日大使、大使館員とご家族に模擬神前挙式への列席を体験いただきました。
まず初めに、明治神宮と明治記念館の由緒や数々の催事開催の実績、施設の特徴などについてビデオを交えて説明を受けた後、実際に多くの新郎新婦・親族・友人が記念撮影をする中、緑豊かな庭園を散策しました。
総檜造りの儀式殿では厳粛な雰囲気のもと、模擬挙式ではあるものの実際の挙式と同様に明治神宮の神職、巫女総勢6名によって結婚の儀が執り行われました。神職により、お祓い(修祓の儀)や、新郎新婦による誓盃の儀(三三九度の盃)、指輪交換、神楽の奉奏、巫女舞(寿の舞)などの儀式の進行に合わせて神職より随時説明を受け、神前挙式における所作・祭器具が意味することなどを1つ1つ理解しながら見学できました。
懇親会場に移動して、江馬潤一郎館長の歓迎の言葉の後、趣向を凝らした創作料理を中心としたビュッフェや新郎新婦(モデル)との記念撮影を楽しみ、花嫁衣裳(婚礼和装)の試着を体験いただきました。数々の色鮮やかな打掛のなかから好みのものを1点選んで、明治記念館衣裳課の方に着せてもらい、日本文化を体感するひとときを過ごしました。
参加者からは「都心の中にこのようなすばらしい施設があることを初めて知りました」、「日本文化を深く知ることができました」などという言葉もあり、日本を代表する荘重な施設において日本文化を理解いただく機会となりました。